【北京?浦松丈二】中国国家統計局は21日、今年7?9月期の国内総生産(GDP)の実質成長率が前年同期比9.6%だったと発表した。前期(4?6月)を0.7ポイント下回ったが、2ケタ近い高成長は維持した。同時に発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.6%上昇し、3カ月連続で政府目標(3%以下)を上回った。景気急減速への警
戒感はやや弱まったものの、バブルやインフレ懸念は一段と高まっている。
中国のGDP成長率は4?6月期まで3期連続で2ケタ成長を記録しており、四半期ベースで伸びが1ケタに転落したのは昨年7?9月期以来。欧米市場の伸び悩みを受け、9月の輸出総額が対前年比25.1%増と8月の34.4%増から10ポイント近く減少したのが影響した。
ただ、輸出水準そのものは依然高い上、設備や不動産などへの投資(固定資産投資)は、公共投資の継続を背景に7、8月とも対前年比約25%増と堅調に推移。補助金効果で新車販売が押し上げられていることから、個人消費も好調で、通年でも10%前後の成長を維持するとみられる。ドル換算の名目GDPで日本を抜き、米国に次ぐ世界第2位となる rmt アイオン
のは一層、確実になった。
一方、9月のCPI上昇率が8月(3.5%)を上回ったことで、インフレ懸念はさらに拡大している。中国政府はマンション購入戸数の制限や小型車減税の縮小など過熱抑制策を講じてきたが、沈静化の兆しはなく、今後も高成長維持と物価抑制の両立という難しいかじ取りを迫られそうだ。
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引用元:RMT
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